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2005年04月12日
★平原綾香/Jupiter

【 MUCD-5046/2003.12.17発売 】
■アーティスト名 : 平原綾香
■楽曲名 : Jupiter
■アーティスト公式サイト:http://www.ayaka-hirahara.com/
発売以来、1年以上のロングヒットとなった平原綾香の「Jupiter」。
彼女の深い息遣いが聴こえてくるヴォーカルが、低音からハイトーンまでいろんな表情を見せてくれる。
彼女は以前テレビのインタビューで「この詞はTVドキュメンタリーで難病の女の子のことを知って、その思いを作詞家に伝えて出来た。」という内容のことを言っていた。彼女の歌声が、その深い愛に満ちた詞と壮大なメロディーを見事に融合させ永遠の名曲にしている。テレビやラジオでは聴いたことあってもまだ買ってない人!今からでもあなたの大事なお宝曲として、ライブラリーに加えてはいかが?
ところで、彼女のこの曲の基となっているメロディーは、イギリスの作曲家ホルストの組曲「惑星」の4曲目「木星ー快楽をもたらすもの」からということは皆さんよく知っているでしょう。でも実はこの曲は長い間カヴァー出来なかった事知ってます?
原曲は総勢100人を超すオーケストラ作品。しかも最後の曲「海王星」だけに登場する女性コーラスは舞台の裏からハミング!!幻想的な雰囲気を出すための演出として、エンディングではアカペラ・コーラスと舞台と間の扉をゆっくりしめてフェードアウトするというかなり凝ったもの。
第4曲目の「木星=ジュピター」は発表当時からそのメロディーが有名になったものの、作曲者が「この曲を演奏する時は楽譜に書いてある音を一音も変えてはいけない。また全7曲通して演奏しなくてはならない」という制約をつけたた。つまり「木星」だけを取り上げてジャズやポップスにアレンジすることは出来なくなかった。そして作曲者が死んでから50年以上たって著作権が切れるまで、これがちゃんと守られてきたのだ。
例外的にトミタ・イサオがシンセサイザーバージョンでカヴァー(「惑星」1974年)しヒットしたが、それも本国イギリスではリリースされなかったとか。
(ちなみに組曲には「冥王星」が入っていない。これは作曲時にはまだ冥王星が発見されていないかったからだという。)
今日このメロディーはいろんなアレンジで楽しめるようになったのは作曲者の意思に反するとは言え、リスナーにとっては嬉しい事。これからもいろんなヴァージョンの「ジュピター」が登場することになるだろう。
投稿者 ジョージ・まーちん : 2005年04月12日 10:45