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2005年04月04日
◎お待たせ! ポップスの巨人シリーズ 第1回です。
虹男です。エバー・グリーン・ポップスのことは、僕に聞いてください。
日本のポップサウンドの本流の源流といえば、やはり大滝さんのナイアガラ・サウンドに帰結する。タツローさん好きな貴方も、小西さんマニアのあなたも。そして当然、大滝さんといえば、フィル・スペクターを語らない訳には行かない。そう、記念すべき第1回は、ポップミュージック界に燦然と輝くプロデューサー、フィル・スペクターのネタを語ろう。
世界で初めてドーナツ盤のレーべルにProducer:Phil Spectorと自分の名前クレジットさせてしまったスペクター。ビートルズが初めてアメリカに降り立った瞬間の、あの有名すぎる写真の後ろに立っていたのもスペクター。その奇人変人ぶりはあまりにも有名だが、LAのゴールドスタースタジオで彼によって創り出されたThe Wall of Soundはまさに魔法。これぞポップ・サウンドということを教えてくれるのである。
史上最強の「Be My Baby」のイントロキック、Back To MONOバッジ、ハル・ブレインのドラム等等、スペクターを語るネタは山ほどある。1年間スペクターのネタで語れてしまうのである。これが雑誌のコラムなら、X'masアルバムか「River Deep Mountain High」について延々と語ってしまうところだが、いまだに僕が気になっているのは、やはり「Let It Be」のマスターテープである。
解散寸前のバラバラ状態で、完成していなかった「Let It Be」を、ポールの意図は無視して情感たっぷりなスペクター・サウンドに仕上げてしまった、最初の「Let It Be」である。ポールはジョンに相当怒ったらしいが後の祭り。ポールは何度もフィル・スペクターに「マスターテープを返して欲しい」とお願いしたものの、スペクターがマスターを強奪したしたまま返さなかったあのテープは、結局、どうなったのだろうか。まぁ、そんなことを考えながら「Let It Be」のスペクター・プロデュース・バージョンを聴いてみると、とても楽しいのである。ところで、誰か知っている人がいたら教えて下さい!
虹男
投稿者 虹男 : 2005年04月04日 10:00